末永くお口の健康を守ります
乳幼児検診実地医院
当院では乳幼児のお子様向けにも定期検診やフッ素塗布などの予防検診を行っております。むし歯で困らないお口を作るためには、小さい頃からの歯科医院への通院が大切です。将来のお口の健康のために、是非、歯が生え始めたタイミングで当院へお越しください。
怖がるお子様に寄り添って優しく治療します
歯医者を怖がるお子様は珍しくありません。大人になってからも歯医者へ通えないという方は、子供の頃の「怖い」「痛い」「嫌な所」というイメージが定着してしまっているのが原因という場合も多いでしょう。
当院では、歯医者を怖がるお子様にも安心して通っていただけるように、お子様の不安や気持ちに寄り添いながら優しく治療します。いきなり怖い治療はしません。まずは歯医者の雰囲気に慣れることから始めて、ゆっくりと「歯医者は怖くない」ということを分かってもらうようにします。
お子様にトラウマを与えないために
将来、お子様を「歯医者嫌い」にしないためには、「怖い」「痛い」などのトラウマを与えないことが大切です。そのため、多数う蝕があるなど痛い治療が必要な場合では、小さなお子様に限り、提携先の病院で全身麻酔を実施して一度で治療を終わらせるようにすることもあります。
昔のように押さえつけたり、泣きじゃくっているのに無理に治療したりすると、もう二度と歯医者に来られなくなることもあります。それを避けるためにも、お子様の状態に応じて適切な方法をご提案させていただきます。
交換期のむし歯にご注意ください!
お子様の歯は、早い場合で5歳半ごろから交換期(乳歯から永久歯に生え変わる時期)に入りますが、この時期は最もむし歯になりやすい時期です。交換期に入るとどうしても歯がガタガタになり、きちんと歯磨きができなくなります。また、自立心が芽生え始めるので仕上げ磨きも嫌がるようになります。さらには歯が揺れるので、隙間から細菌が侵入して歯茎が腫れたり、膿が出たり、出血したりするなどの様々なトラブルが起こります。
このように交換期はお子様の歯の健康を脅かす危険な時期ですので、3ヶ月に1回、当院でクリーニングや歯磨き指導を受けさせてあげるようにしてください。
お子様の予防メニュー
まずはお口を開ける練習
初めてお越しになったお子様には、まずお口を開ける練習から始めてもらいます。 歯科医院の雰囲気に慣れてもらい、診療台に座る、口を開ける、歯ブラシを口に入れられるというように、段階を踏んできちんと治療が受けられるようにしていきます。
歯磨き指導
歯が生え始めたタイミングで当院へお子様をお連れになられた際は、お口の中をよく診させていただいて、むし歯などの問題がないかチェックします。 むし歯があったり、お口の中があまり良い状態でない場合、ご自宅での仕上げ磨きの方法を指導します。 あわせて普段の食事の与え方や栄養バランスなど、むし歯になりにくい食習慣もアドバイスします。
フッ素塗布
フッ素には歯質の強化、歯の再石灰化の促進、むし歯菌の活動の抑制など、むし歯に負けない歯を作る効果があります。 このフッ素をお子様の歯の表面へ塗布して、効果的にむし歯を予防します。 生えたての乳歯・永久歯に特に効果的で、3~4ヶ月に1回のペースで受けると予防効果が高まります。
シーラント
むし歯になりやすい奥歯の溝を樹脂で塞いで、むし歯を予防します。特に生えたての歯に効果的です。
お母様・お父様へ~お子様と一緒に歯を磨くようにしてください~
お母様・お父様にお願いです。お子様と一緒に歯を磨くようにしてください。お子様に「歯を磨きなさい」と言うだけでは、洗面所に行くふりをしてそのまま部屋に入ってしまったり、うがいだけで済ませてしまったりするお子様もおります。そのため、お子様と一緒に洗面所に行き、同じ時間にご自分も歯を磨くようにしてください。
そうすることでお子様に「毎日きちんと歯を磨く」という習慣を身に付けさせてあげることができます。これは将来の歯の健康にとって何よりの財産となります。